仮想通貨アービトラージに強いPythonエンジニアに俺はなる

仮想通貨アービトラージに強いPythonエンジニアに俺はなる

プロのエンジニアが挑戦する、仮想通貨アービトラージ。市場データ・テクニック・マインドセットをシェアします

アービトラージの本質

アービトラージ裁定取引とは、取引所間で開く差額で、反対売買を実施することで利益を確保していく投資戦略のこと。

例えば1BTCの価格が

という状態において、BitFlyerで買って、Coincheckで売ることができれば、1BTCの取引あたり3万円の利益を一瞬ではじき出すことができる。 これはビットコイン価格が下落傾向で皆が落胆している隣で、着実に利益を出せる、すばらしくリスクの低い理論。

今年の春から、Pythonで実装したアービトラージの自動売買デーモン(ブログラム)をGCPGoogle Cloud Platform)のインスタンスで運用をしている。直近で月利3%の実績がでており、プロのエンジニアとして、取引所間の価格安定性に寄与していくために、今後の戦略を皆と一緒に考えていこう。

自分の頭で考えて実践してみて、結果を評価し、フィードバックしてまたトライするという繰り返しができないと、いつかは(むしろ早い段階で)挫折する。

なんでかっていうと、

  • 手数料を考慮した利幅計算が必須
  • 板が薄くて約定できない(スベる)リスクがある
  • 一日中ずっと価格をチェックをする人件費を捻出できるだけの資産を持っている人はほぼいない
  • 市場(取引所間差額)はいつの日かは収束する

など、致命的とは言わないが、テクニカルな問題が多すぎる。

アービトラージを、どのように理解し、実践することが、仮想通貨市場の安定性への貢献となり、ゆくゆくは我々の人生そのものを豊かにしてくれるものか、そういう視点でこのブログを成長させていきたい。